介護職の転職

【就活手順】ニートから介護職に就職するなら必見!具体的な流れを分かりやすく解説

笑顔の女性

別記事にてニートの方が現状から脱却するには介護職が最適という事について解説していますが、本記事ではニートから介護士などの介護職に就職する具体的な手順を解説していきます。

現在ニートの状況だと就職活動を始めるにあたり、「何か準備することあるの?」「どんな手順で仕事を探せばいいのか分からない」という不安や疑問が出てきますよね?

  • ニートから介護の仕事を探すにはどう行動すればいいの?
  • 未経験だから面接が不安、志望動機なんて答えればいいのか…
  • 準備しておいた方がいいことはある?

本記事では上記のような疑問や悩みを解決します。

この記事を参考にしてもらえれば、ニートの方が介護の仕事を始めるまでの流れがわかります。ニートから社会に出る第一歩のきっかけになれば幸いです。

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ニートから就職活動する前に準備しておくこと

実際に就職活動を始める前に事前準備しておくことで、目標が明確になりスムーズに就活が進められます。

まずは事前準備として「情報収集・整理」をして、自分が働き始めるイメージを固めましょう。本記事ではニートから介護職に就職する手順を紹介しているので、介護の仕事に当てはめてイメージするとより具体性が出てきます。

  1. あなたが何をやりたいか、できるのか、どんなことが得意・不得意なのか?自己分析してメモに書き出してみる
  2. 具体的にその仕事をやっている自分をイメージしてみる
  3. 勉強や資格が必要なのか調べる
  4. 働き始める前の準備として生活リズムを整える
  5. イメージが固まったら求人サイトに登録して効率よく就職活動を進める

働き始める前に生活習慣を見直しておく

いざ働き始めると決められた勤務時間に合わせて起床・出勤する生活がスタートします。社会に出たら「昨日寝るのが遅くて朝起きれませんでした」は通用しません。

現状生活リズムが乱れているなら(昼夜逆転など)、今から決まった時間に就寝する癖をつけておくなど生活習慣を見直しておきましょう

日中にジョギングなど適度な運動を取り入れると夜寝つきがよくなるので試してみてください。走るとイライラが吹っ飛ぶのでおすすめです。

どんな仕事が向いてるか自己分析する

ひとくちに介護の仕事といっても施設形態により仕事内容がかなり異なります

例えば

  • デイサービスならレクや利用者さんとの交流が多い
  • 特別養護老人ホームなら要介護度が高い方が多く、生活全般の介助をすることが多い

など、施設形態ごとの特色の違いをザックリでもいいので事前に知っておきましょう。施設形態ごとの特色を知らずに働き始めると「イメージと違った…」となり、せっかく就職したのにすぐに辞めてしまいがちなので要注意です。

それとあわせて「自分がなにをやりたいか、できるのか、どんなことが得意・不得意なのか?」を自己分析してみます。そうすることによりどの施設形態で働くことが向いてるのかが把握できます。

自己分析はメモに書き出してみると自分を客観視しやすいのでおすすめですよ。

客観視した結果からどういった仕事に向いてるのか分析する

あなたが好きなことや嫌いなことなどを客観視した結果から、「向いてる仕事」を検索してみましょう。または「向いてない仕事」「やりたくない仕事」から考えてもOKです。そうすることで「就職はできたけどやっぱり嫌になって辞めてしまった…」 というリスクを減らせます。

例えば、人とコミュニケーションを取ることが苦じゃなかったり、人の役に立ちたいなら介護職に適性があるといえます。しかしこれに当てはまらなくても介護職はできます。むしろやりがいを一番の志望動機にしてしまうと理想と現実のギャップにやられて挫折…という結果になることも多いです。

仮に人の役に立ちたい気持ちが無くても仕事と割り切って、「需要があって長く続けられる介護職」を選択するというのもありです。続けていくうちにやりがいを感じることもありますから。

この記事では介護職を推してますが、他に適性を感じるなら介護職にこだわることはないと思います。例えばパソコン操作に自信があるなら、それを活かせる仕事を見つけるのも選択肢の1つ。

または「介護士の派遣で働きつつ、得意のパソコンスキルを活かせる副業をして稼ぐ力を育てていく」なんて考えも今の時代に合った働き方ですね。

WEBデザインやイラスト、プログラミングやライティングなど副業なら在宅でも見つけやすいと思います。副業がモノになるまで介護職で生活費を稼ぐというのもあり。その場合は介護派遣が勤務時間・勤務日数の融通が利くのでおすすめです。

希望条件を書き出す

介護の仕事を始めるといってもさまざまな雇用条件があります。希望条件をメモなどに書き出してみることで働いてる自分を具体的にイメージできてますよ。

  • 雇用形態「正社員」「派遣社員」
  • 通勤時間「通勤30分以内」「家から近い」
  • 希望の給料「時給1000円以上」「18万円以上」
  • 勤務日数・時間「週に3回勤務」「日中のみ」「夜勤月3回」
  • 通勤手段「マイカー通勤可」「交通費支給」
  • その他「住宅手当あり」など

などここは譲れないという条件を書き出しておきましょう(必ずしも条件通りになるとは限らないことに注意)。

働きたい職種・希望条件がまとまったら実際に就職活動に移る

ここまで準備が進んだらいよいよ就職活動を実践していきます。次項で詳しく解説してますが、ハローワークや求人誌で職探しするより転職エージェントに登録して就活を進める方が断然効率がいいです。非公開求人を紹介してくれる場合もあります。

転職エージェントは登録も利用も無料なのでぜひ活用しましょう。介護職の転職サイトはエージェント型が多く、担当者が親身にサポートしてくれます。

就職に関する悩み相談や面接対策、面接日調整など求人先への連絡代行までお任せできます。ニートから介護の仕事を始める方の負担を減らせるサポート満載ですよ。

【2022年最新】介護職の転職を徹底サポートしてくれるおすすめ転職エージェント3選

介護資格の取得について

働き始める前に介護資格は取得するべき?

ニート(未経験)の方が介護職で働き始める際に「介護資格は取っておいた方がいい?」という疑問が出るかと思います。結論からいえば介護資格を取らずに働き始めてもOKです。

介護資格は働きながらでも取得可能です。資格を取ってから就職活動するとなると3カ月から半年ほどは働き始める時期が先延ばしになってしまいます。

資格取得してからでも問題ありませんが「未経験OK」の介護の職場で実務経験を積みつつ、余裕が出てきたら資格取得も目指すことをおすすめします。

実際に筆者も他業種から未経験で介護の仕事に転職し、介護資格も働きながら取得しました。実際に働き始めてみないと介護職が向いているかが判断できない部分もあります。

まずは実際介護の職場で働いてみて、続けられそうだと思ってから介護資格の勉強を始めても遅くはありません。

介護求人サイト「かいご畑」では、働きながら無料で介護資格が取得できる「キャリアアップ応援制度」が利用できます。

【無料で資格取得】かいご畑を活用して働きながら初任者研修を取得しよう!

介護資格は持っておくとメリットが多い

介護の資格を取得するとさまざまなメリットがあります。

介護資格を取得すれば

  • 資格手当が加算され給与アップにつながる
  • 資格講座を受講する過程で知識・技術が習得でき、任される仕事の幅が広がる
  • 資格保有していることで職場での信頼度が上がる
  • 未経験からでも資格取得や実務経験を積むことでキャリアアップ転職の道も開ける

といった多くのメリットが得られるのでぜひ資格取得を目指しましょう。

いざ働き始めると向上心のない人は割と多く、資格取得しない派の同僚もいると思います。しかしそういった周りの人たちに流されず、自分のためと思って早いうちから努力しておくことが大事です。

未経験からの方にはまずは「介護職員初任者研修」という基礎的な資格がおすすめ。または初任者研修を飛ばして高度な「介護職員実務者研修」から取得というルートもありです。

実務者研修は国家資格である「介護福祉士」の受験条件にも含まれます。ゆくゆくは介護福祉士資格を目指したいという方には必須の資格です。

介護福祉士資格を取得すれば、平均給料が低いといわれる介護職でも転職によって収入アップが目指せて働くモチベーションが上がりますよ。

給料安い…【介護職の年収アップ術7選】仕事の大変さに見合った収入にしたい人必見!

「キャリアアップ応援制度」で働きながら0円で資格が取れる!

求人サイト「かいご畑」に登録すると介護職に精通した専任の人材コーディネーターから転職に関するサポートが受けられます。

そしてかいご畑を利用する大きなメリットの1つが「キャリアアップ応援制度」。介護資格の講座が「無料」で受けられかなりお得です。

「キャリアアップ応援制度」を活用すれば介護職として働きながら資格が取得できるので、これから介護の仕事を始める方におすすめです。

かいご畑は介護士の求人だけではなく、ケアマネジャーや看護助手などの介護職の求人全般を検索できます。しかし数ある介護職のなかでも「キャリアアップ応援制度」をフル活用することを踏まえると、無資格・未経験から介護士を目指す方に最適な求人サイトと言えます。

もちろんすでに介護福祉士などの資格を取得している経験者の方も満足度の高い転職サポートが期待できます。

キャリアアップは介護職を長く続けるために重要なことですが、一段ずつ階段を上がるように地道に足場を固めることが必要となります。資格取得はキャリアアップへの道のりの第1歩としてぜひチャレンジしておきましょう!

キャリアアップ応援制度あり!介護職のキャリアアップなら介護専門求人サイトかいご畑

  • 「キャリアアップ応援制度」は働きながら介護資格が0円で取得できる
  • 資格取得は介護職としてステップアップしていく土台となる
  • 「かいご畑」はさまざまな介護職の求人が扱われているが、なかでも未経験・無資格の方にイチオシの求人サイト
  • 派遣の求人も多く、介護派遣の求人を探したい方にもおすすめの求人サイト

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転職エージェントを活用して就職活動を始める

事前準備が整ったら実際に就職活動に移りましょう。ニートから未経験で就職活動を始めて成功させるコツは、介護職専門の転職エージェントに登録してサポートを受けることです。

転職エージェントを利用するメリット

求人情報を探す際はハローワークや求人誌よりも転職エージェントを活用しましょう。

  • 転職エージェントを利用することで就職活動の負担や不安をかなり軽減できる
  • 非公開求人も含めより多くの求人が閲覧でき、自分に最適な職場を見つけられる可能性が高い

求人サイトにはパソコンで検索して自分で応募する転職サイト型と、アドバイザーが就職・転職をサポートしてくれる転職エージェント型の2種類あります。

ニートから介護職を始める方は「いろいろわからないことが多いなか、手探り状態で就活をする」ような状況。これをサポートしてくれるのが転職エージェントです。

転職エージェントは転職活動を手厚くサポートしてくれるので、利用することで面倒な手続きや連絡などの負担を減らして職場探しができます。

これから介護の仕事を始めるニート(未経験)の方は就職活動の進め方で悩まないように、介護職専門の転職エージェントへの登録がおすすめです。

転職エージェントの利用には一切料金がかからないのでぜひ活用しましょう。未経験の方にオススメ介護職の転職サイトはこちら

  • 求人を探すにはハローワークや求人誌より転職サイトを活用したほうがいい
  • 転職サイトは非公開求人も含めより多くの求人が閲覧でき、希望の条件を満たした職場が見つかりやすい
  • 転職サイトには自分で検索・応募するタイプと、アドバイザーが相談やサポートをしてくれる転職エージェントタイプの2種類ある
  • 転職活動の負担が減らせるため、ニート(未経験)から仕事を探す場合も転職エージェント型がおすすめ

【知らないと損する】介護職は転職サイトと転職エージェントどちらを利用するべき?

転職エージェントのサポート内容

転職エージェントの役立つサポート内容として、

  • あなたの希望に合った求人紹介(希望条件を伝えるのみでOK)
  • 非公開求人を紹介してもらえる場合もある
  • 面接日程の調整など求人先への連絡を代わりにしてくれる
  • 気になる求人の職場の雰囲気など、リアルな内部情報が聞ける
  • 応募書類の書き方レクチャーや、添削してのアドバイスがもらえる
  • 面接対策を教えてもらえる
  • サイトによっては入職後の相談にも乗ってもらえてアフターサービスも充実

以上のようなサポートを受けられるので転職を有利かつ効率的に進めることができます。

サポート内容の中でも「面接日程の調整など求人先への連絡を代行してくれる」ことはニート(未経験)の方が特に助かるサポートですよね。

自分で求人先の採用担当に電話連絡するのは緊張するし、それが苦手で就活がおっくうになる方もいるはずなのでかなり負担軽減になります。

【2022年最新】介護職の転職を徹底サポートしてくれるおすすめ転職エージェント3選

働き方・雇用形態をどうするか

働き方をどうするかは就職活動を始める前に大まかにでもいいのでイメージしておきましょう。雇用形態にも正社員や派遣社員、パート・アルバイトなど種類があります。

ニートから(=未経験から)でも正社員の求人は見つかりますが、すぐに辞めてしまっては元も子もありません。いきなり週5日1日8時間も働き続けられるか不安なら、まずはパートやアルバイト、派遣社員といった勤務時間などに融通の利きやすい雇用形態から始めるのも1つの選択肢です。

例えば派遣社員なら勤務時間や週何回勤務するかなどある程度自由度があり、希望の条件で働きやすいといったメリットがあります。どういう働き方が自分に合っているか、どの雇用形態が長く続けやすいかを考えてみましょう。

【介護派遣】介護職の派遣社員は稼げる?正社員と比較したメリットって何?

介護派遣ならではの悩みやデメリットを解説【悩み解決策もあります】

介護業界の雇用は売り手市場

介護業界は人手不足とよく言われているように、誰でも採用される訳ではありませんが未経験の方OKの求人も多く見つかります。

人手不足=売り手市場ということなので、働き手が数ある求人から働きたい職場を選択できる環境です。

ニートから社会に出るという点を踏まえるとあまり多くの条件が希望通りにいくとは限りませんが、介護業界は他の業界で就職する場合に比べ希望条件に合う職場を探しやすいといえます。

他の業界なら「多少条件が悪くても就職できるだけありがたいや」となるところ、介護業界は応募可能な求人が多い(=選択肢が多い)です。その利点を活かして求人先の施設の働きやすさなどをしっかり調べ、自分に最適な職場を見つけましょう。

求人応募~採用後の流れ

転職エージェントで希望条件に合う求人が見つかったら応募しましょう。応募から採用後までの流れを見ていきます。

応募・面接・合否連絡

担当アドバイザーと相談し応募したい求人が見つかったら応募します。面接日の連絡を待ち、面接に臨みましょう。面接での受け答えの準備をしておくと余裕を持って望めます。

求人先によりますが筆者が初めて介護職に就職した際は、面接の他に筆記試験(作文提出)がありました。「介護職に必要な心構えについて」といったお題だったと思います。

面接では労働条件や気になる点をまとめ、質問を用意しておきましょう。「意欲のアピール兼疑問の解消」ができ、採用担当からの好印象も狙えておすすめの面接テクニックです。ぜひ使ってみてください。

【介護職】面接では「逆質問」を効果的に使って好印象を狙う!【採用率アップ】

晴れて採用されたら

就職活動が報われ採用の連絡があったら入職日を決め働き始めます。

しかし採用はゴールであり、新たなスタート地点でもあります。気を抜かず初出勤までの準備を進めましょう。

ここから継続していくことで経験が積まれ、努力次第でキャリアアップの道も開けます。勤務してみて悩みを抱えたら、一人で抱え込まず登録先の転職エージェントに相談することも大事です。

デスクワークしてる人
【介護職】転職活動が面倒くさい人必見!転職エージェントを活用して負担を激減させよう本記事を読まれているあなたは今の職場に満足していますか? もし人間関係や職場の雰囲気・方針が合わず、毎日仕事に行くのが辛いと感じて...

面接対策

面接では見た目を整え、話し方を意識することで印象アップ

面接での受け答えの内容ももちろん大事ではありますが、それよりも重要なことはあなたの雰囲気です。第一印象をよくするには優先度が高い順に、

  1. 「視覚情報」見た目・表情(清潔感があるかどうか、だらしない服装や姿勢は不信感を与えてしまう)…55%
  2. 「聴覚情報」話す言葉のトーン、柔らかい口調や速さ…38%
  3. 「言語情報」話している内容、面接担当との会話のキャッチボール…7%

が重視されます。これは「メラビアンの法則」といって、人対人でコミュニケーションを図る際に「視覚情報55%」「聴覚情報38%」「言語情報7%」という割合で影響を与えていることを示した心理学上の法則です。

メラビアンの法則から分かることは「視覚と聴覚」から得る情報が合計93%も優先される=「非言語コミュニケーションの重要性」です。

つまり面接においては見た目の印象を整え、なるべくハキハキと笑顔で話すことで相手に良い印象を与えることができるという事ですね。このイメージアップポイント2点を抑えておけば好印象を与えられます。

「人は見た目じゃなくて中身が重要でしょ?」と言いたいところですが、実際には人は見た目で判断するものです。特に面接という初対面同士の状況においては相手の内面はまだ何もわからないので、まずは見た目の印象で判断されます。

もちろん見た目と言ってもイケメンだとか美人とかではなく、服装や髪形が採用面接という場にふさわしいか清潔感があるかといった意味です。TPOにふさわしい身だしなみを心がけることが重要になります。

そして見た目や話し方を整えた上で、「言語情報」=話す内容が「質問に対して適切か」も意識できれば印象は完璧。相手の話の内容を理解して適切に返答する、「会話のキャッチボール」です。

介護職はコミュニケーション能力が重要な仕事でもあるので、「会話のキャッチボール」が出来ることは大きなアピールポイントになります。

その場で考えて答えるとアタフタしてしまいがちなので、あらかじめ面接で質問されやすいことへの回答を用意しておくと冷静に受け答えしやすくなります。転職エージェントでは面接対策も一緒に考えてくれるので活用すると心強いですね。

服装はTPOに合わせることが大切

面接ではどんな服装で行けばいいか迷いますよね?特別気合を入れてお洒落をする必要はありません。面接での服装はTPOを意識することが大切です。

「TPO」とは、Time(時間) 、Place(場所)、Occasion(場面)の略語。時と場所、状況に合わせて行動・言動をわきまえるという意味です。面接という場面にふさわしい服装で臨むということですね。

介護士は勤務時ポロシャツとチノパンなどのカジュアルなユニフォームを着用することが多いですが、面接の際はスーツを着用するのが一般的です。

面接の連絡の際に「私服や普段着でOK」など指示されるれることがあります。その際は私服・普段着といっても「オフィスカジュアル」を基本とした落ち着いた印象のコーディネートでまとめます。

例を挙げると、

  • テーラードジャケットやブレザーなど襟のあるもの
  • 夏場はジャケットなしでOK、清潔感のあるシャツ
  • 落ち着いた色味のチノパンやスラックス
  • 女性は丈の短すぎないスカートもしくはパンツ
  • 革靴もしくはシンプルなスニーカー

何を着るか以上に清潔感があるか、だらしなくない印象かが重要です。

シャツのシワがないか、服のサイズが合っておらずダボっとしていないか。靴は思った以上に人の視線がいきやすい箇所です、汚れたり年季が入りすぎている靴は避けましょう。

派手な柄や色は面接の場にそぐわないのでNGです。ジャケットやパンツは黒・紺・茶などの落ち着きある色味が好印象です。

「オフィスカジュアルとか着たことないしよく分からない」という方でも大丈夫。堅苦しく考えず、シンプル+清潔感があればOK。サイズは試着してサイズ感がおかしくないか確認するのが吉です。

【面接ファッション】介護職の面接ではどんな服装が正解?【第一印象最高にするコツ】

服装はTPOに合わせる
  • 面接時の服装はTPOに合わせる。派手な色や柄は避ける
  • 部屋着やジャージは面接という場面にはそぐわない
  • 介護職の面接でもスーツ着用が無難。「私服でOK」など指定されることもある
  • スーツ以外でどんな服装で行けばいいか迷うなら、シンプルな服装で清潔感があればカジュアルな服装でまとめればOK。
  • シャツなどのシワがないか、汚れていないか注意する。

面接で普段の自分とかけ離れたイメージアップを狙い過ぎないこと

面接対策に意気込むあまり、イメージアップを狙い過ぎないことです。介護職は人の役に立てる仕事ですが、あまりにも綺麗ごとばかりを語りすぎたり自分を良く見せるために事実と異なることを言ってしまうと、後々自分の首をしめることになりかねません。

仮に面接ではイメージアップに成功して採用されても、実際働き始めてからボロが出てしまいがちだからです。

面接用に質疑応答の答えを準備しておくのはいいですが、飾りすぎず、それでいて羽目を外し過ぎず自然に会話のキャッチボールをした方がかえって好印象です。仮にそれで不採用でも求人先はいくらでもあるので再チャレンジすればいいだけのこと。

ずっと飾り続けるのは無理ですし、採用担当は飾った姿じゃなくあなたがどんな人柄なのかを知りたいということを踏まえて面接に臨みましょう。

就職が決まってから心がけること

入職初日に気をつけること

まずは上司や同僚の方に初めの挨拶をしましょう。介護士ならシフト制なので初日には会わない職員さんもいますが、会ったら挨拶を心がけるといいです。

どこの職場にも相手から挨拶してもらうのを待つ人がたまにいますが、社会人として働き始めるなら子供ではないので自分から挨拶していきましょう。

初日だけではなく、毎日の挨拶は重要。挨拶はコミュニケーションの基本です。コミュニケーションを取るのが苦手でも、挨拶をしっかりしておくことで職場に人間関係を良好に保てます。

筆者の以前の勤務先では、役職者でありながら挨拶できない・挨拶されても返せない方がいました。挨拶すらできない人が上の立場にいても説得力がないですし、コミュニケーションの基本が出来ていないので大勢から敬遠されてましたがこれは自業自得です。

こういった人を反面教師にして、毎日の挨拶を忘れずにするべきです。

遅刻・欠勤について

当然ですが基本的に遅刻や無断欠勤しないこと。シフト勤務だと急遽代わりのスタッフを手配するのは難しく、手配できたとしても本来は休みの人に代わりに出勤してもらうことになり職場のみんな迷惑がかかります。

ただ体調不良の際は無理に出勤するのはよくありません。自分も辛いのもありますが、風邪などを他の職員や利用者様に感染させてしまう恐れもあるからです。

体調不良で欠勤する場合は必ず職場へ連絡して指示を仰ぎましょう。連絡は当日の勤務時間にしても遅いので、前日など早い段階でするように注意が必要です。また、連絡したからと言って何度も欠勤や遅刻を繰り返すと、信頼を失うのでその点も気をつけましょう。

長く勤めるコツは人間関係に気をつけること

介護士の大変さはさまざまありますが、その中でもストレスの原因となり辞める理由の上位にランクインするのが人間関係の悩みです。

介護の職場は一人ではなくチームで働くものなのでコミュニケーションが欠かせません。挨拶もそうですが、普段から他の職員とコミュニケーションを取り関係を良好にしておくことで働きやすくなり長く勤められるコツです。

介護業界は男性の割合も増加傾向ですが、まだまだ女性が多くあなたが働く職場もおそらくそうです。公私混同せず適度な距離感でコミュニケーションを図りましょう。女性優位の雰囲気が出来上がっている場合もありますが、無理に反発せず仕事と割り切って仲良くしておくのが大人のやり方です。

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利用者様の安全に配慮して働くこと

入職した手は分からないことが多く、慣れるまでは大変ですが大前提として利用者様の安全に配慮を忘れずにいることが大事です。

介護職は、介護サービスの利用者様の尊厳と安全を守り、そのうえで生活を支える仕事ということを忘れずに働きましょう。

まとめ

ニートの方が就職活動を開始して入職するまでの流れを紹介しました。各項目ごとに注意点や押さえるべきポイントが記載されてるので、ぜひあなたの就活に役立ててもらえれば嬉しいです。

仕事を探して採用されるまでの過程で、なかなか上手くいかず嫌になることもあるかと思います。就職活動や転職活動が大変なのはあなただけではなくみんな同じなので、そこで挫けずに進んでいきましょう。大変なことも失敗も経験として人生の糧になります。

あなたが介護職として新たなスタートを切ることを願っています。

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他業種から未経験で介護士に転職。働きながら介護福祉士・介護支援専門員の資格を取得。 現役介護職である管理人が、これから介護職を志す人材・すでに介護職の経験者で現在の職場環境や人間関係に満足していない人材へ向けて現役のリアルなお役立ち情報をお届けします。
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