今年は介護福祉士試験にチャレンジしたい、絶対受かりたいと思っている方も多いと思います。筆記試験の対策・勉強は順調でしょうか?
介護福祉士資格は国家資格なので、介護職としての知識・技術を習得している証明になります。さらに「介福」を取得すれば給料アップや転職する際にも有利に働くので、試験勉強は大変ですがぜひ1発合格を目指してがんばりましょう!
- 「介護福祉士試験の試験範囲が広すぎてどこから手を付けていいのか分からない…」
- 「試験直前だけど全然勉強できてない」
- 「働きながら試験勉強するのが大変…時間が足りない」
- 「介護の仕事は好きだけど、勉強は苦手」
- 「もう若くないから勉強しても覚えられない」
こんな感じで試験に対する不安や苦手意識を感じていませんか?
試験勉強したいけど働きながらだとなかなか時間が作れないもので、気付けば試験目前というのはよくあります。
また受験される介護職の方の中には年齢層が高い方もいますし、そもそも筆記試験や勉強自体に苦手意識を持っている方も少なくないはずです。
筆者は未経験から最短期間で介護福祉士試験に1発合格できたのですが、特別頭が良い訳でも勉強ができる訳でもありません。介護福祉士試験に「受かるコツ」を掴んで要領よく準備していただけです。
本記事では筆記試験の対策が思うように進まず、「もう試験まで時間がないけど受かりたい」「筆記試験が苦手だけど受かりたい」そんなあなたが少しでも合格率を上げられる試験対策を紹介します。
筆者は介護職になってから介護福祉士試験に最短で1発合格しています。本記事で紹介する勉強法も実践してたのでぜひ試験対策の参考にしてください。
残りわずかな準備期間でも試験勉強のコツを掴んで、「介福」合格を掴みましょう!
試験対策は前もって準備すればするほど合格率は上げられます。本来ならしっかり準備期間を用意し、計画的に試験対策を進めていくことをおすすめします。
今回はあくまで「駆け込みでも合格率を上げられる対策」です。そこを踏まえた上で参考にしてもらえればと思います。
残りわずかな準備期間でも介護福祉士試験に受かるコツ
試験まで時間がないのに試験勉強が進まず焦っている方もいるかと思います。本来は期間に余裕を持って試験対策するべきですが、残りわずかな準備期間でも合格率を上げられる勉強方法はあるのであきらめずに頑張りましょう。
試験勉強できる期間が短い場合は「全部やろうとせず、勉強する範囲を絞る」ことが合格率をアップさせるコツです。以下で詳しく見ていきましょう。
試験目前ならやることを絞って一点集中して対策する!
「介護福祉士試験直前なのに全然勉強できてない…」こんな状況で焦っている方も少なくないと思います。試験まで時間がないけど合格率を上げるには「勉強方法・勉強する範囲を絞る」と効果抜群です。
介護福祉士試験は試験範囲がとにかく広いので、全てをまんべんなく予習するには長期間でスケジュールを立てて進めなければ間に合いません。勉強する範囲を小さく限定し、その範囲だけは極めましょう。
試験直前の状況の方だけでなく、「働きながらだと試験勉強する時間がなかなか作れない」方にもおすすめです。
以下で筆者の経験(実践していた試験勉強)を元に、勉強方法・勉強する範囲を絞った「一点集中勉強法」を紹介します。
①過去試験をひたすら解くことに絞る
勉強方法・勉強する範囲を絞った試験対策の1つとして、「過去問だけをひたすら解く」ことがおすすめです。このやり方は「過去問だけに一点集中して他の試験勉強は捨てる」のがコツです。
試験まで時間がないのにあれこれ手を出すと、中途半端になりまんべんなく不正解になってしまいます。
過去問を数通り解くと
こんな感じで本番に強くなり、合格率アップできます。
まずは近所の書店で過去試験が3年分くらい掲載されている参考書を買ってきましょう。過去3年分なら3年分をひたすら解きます。模擬試験が載ってる本ならなお良しです。
筆記試験は選択式で引っ掛けが多いのでそれに慣れておくことが重要です。過去問の参考書には正誤の判断のポイントや間違いやすい問題の解説が載ってます。間違えた問題の解説を読んでおくことで、本番での正解率が上がります。
一通り過去問や模擬試験を解き終えたら再度繰り返し解いていき、正解率をできるだけ上げていきましょう。試験までひたすらこれを繰り返せば過去問をマスターできるようになります。
本番はもちろん過去問とは異なるものの、出題傾向など大きくは変えてこないはずです。過去問を制すればかなり合格に近づきます。「過去問を制すものは、試験を制す」です。
②重要ポイントをまとめた小冊子だけを完璧に読み込む
介護福祉士試験の参考書には別冊として、試験によく出題される問題や要点をまとめた小冊子が付いていることがあります。
試験まで時間が残りわずかな場合、この「小冊子に載っている内容だけは完璧に暗記する」ことに全集中するのも一手です。広い試験範囲を1から10までやっている時間はありません。
小冊子はペラペラで薄いので持ち運びに便利です。筆者は当時小冊子をカバンに入れておき、ちょっとの隙間時間で読み返していました。
薄っぺらいので一度読むのにさほど時間はかかりません。一度で覚えた気にならず、何度も読み返して脳みそに刷り込んでおくことで本番でスッと回答できるようになります。
小冊子の内容を完璧に覚えたら「過去問+要点がまとめてある小冊子」両方に手を出してもOKです。過去問と要点本両方やれれば、この2つの試験対策のみでも合格にかなり近づけます。
③スマホでの学習のみに全振りする
試験まで時間がない状況で合格率を上げるコツ3つ目は、「スマホでの学習のみに1点集中する」方法です。
スマホの検索画面で
- 「介護福祉士試験 スマホ学習」
- 「介護福祉士試験 アプリ」
といったワードで検索すれば、スマホで介護福祉士試験の勉強ができるサイトやアプリが見つかります。
ほとんどのサイトやアプリは初めに名前などの登録が必要ですが、簡単な入力のみですぐに使えることが多いです。
筆者も実際にスマホ学習していましたが、家で寝ながらでも予習できておすすめですよ。特に座学というか机に向かっての勉強が苦手な方は、スマホ学習の方が頭にすんなり入って覚えやすいかもしれません。
スマホならちょっとした空き時間・待ち時間に1問解くことができます。電車やバス通勤してる方なら行き帰りで毎日少しづつ試験勉強を進めるのもいいですね。
過去問を解けるアプリも多いので、これも繰り返ししつこい位やりこむのが合格率を上げるポイントです。
本来なら計画的に試験対策を練るべき
試験までの期間が短い場合は「全部やろうとせず、勉強する範囲を絞る」ことが合格率をアップさせるコツ。前項では筆者が実践していた試験対策を切り取って紹介しました。
ですが本来なら試験直前になって慌てて本気出すのではなく、期間に余裕を持って試験対策をするべきです。試験にマグレで受かるより、介護福祉士としての知識を身に付けているかが本質なので。
以下で試験対策する期間の目安と、自力で勉強するのが苦手な方におすすめの対策を見ていきましょう。
半年間の試験対策を計画・実践すれば独学でも充分合格できる
介護福祉士試験は試験範囲はかなり広いものの、難易度はそこまで高くありません。
前回の第33回試験の合格率が受験者の約70%なので、しっかり準備期間を作ってコツコツ勉強すれば自宅での独学だけでも充分合格できる難易度です。なので合格できるか否かの分かれ目は、頭の良さじゃなく「地道な継続努力ができるかどうか」。
個人差はありますが実際合格した感想から、半年間ほど本気で試験対策をすれば充分だと思います。「継続は力なり」です。
要領がいい人なら3か月ほどでも充分かもしれませんが、何しろ試験範囲が広いので半年かけて少しづつ進めていく方が余裕が持てて良いと思います。
どうしても自力で試験勉強できないなら試験対策講座がおすすめ
介護福祉士試験はコツコツ予習すれば自力でも合格できる難易度ではありますが、
- 「自力で計画的に勉強するのが苦手」
- 「どうしても仕事終わりや休日に勉強する気になれない」
といった方もいるかと思います。資格は取りたいけど気乗りしないもんは仕方ありませんよね。
そういった自宅学習が苦手なあなたは「試験対策講座」に申し込み、半強制的に勉強せざるを得ない状況を作ってしまいましょう。講座料金はどのスクールで受講するかで異なりますが、安い金額ではないので頑張るしかなくなります。
筆者は介福の試験講座は受けませんでしたが、「お金を払ってるからやるしかない」状況を作ることに価値があるとも言えます。
試験対策講座の料金は地域やスクールにより異なります。全国の講座料金を比較して、自分の地域で最安の講座を見つけて受講すればお得です。ケア資格ナビでは資料を無料で請求して比較できます。介護福祉士の資格をとるならケア資格ナビで!
今回受からなくても試験勉強は無駄にはならない!
本記事では筆者が実践していた試験対策から切り取って、「試験まで時間がなくても合格率を上げるコツ」として紹介しました。参考にしていただいた方の合格に少しでも役立てば幸いです。
ただ本来であれば介護福祉士試験は、3か月・半年と長い期間で計画的に勉強を進めていくことが合格への近道です。頭の良さとかではなく「どれだけコツコツ準備できたか」が1番重要だと思っています。
本記事で紹介した方法は本気で取り組めば合格率アップに有効ですが、仮に今回受からなくても試験勉強に使った時間は無駄にはなりません。試験の傾向や難易度は毎年大きくは変わらないので今回勉強した分は次回必ず活かせます。
今回合格に届かなくてもくさらず次回勝ち取りましょう!
介護福祉士資格を取得すれば給料アップや転職時に有利に働きます。給料アップを目指す方にはこちらの記事もおすすめです。